蹴りのテクニックが、未来の方が高い。
それにより、相手より遠い間合いで勝負できる強みが出る。
遠い間合い故に、パンチはカウンターになる。
相手が間合いを詰めてきたところをカウンター。
相手はこのカウンターのせいでタックルに入りづらくなる。
打撃をかいくぐられてタックルを受けた時の組技を徹底的に練習する。
レベルの少し落ちるであろう寝技に持ち込ませない戦略。
総合格闘技においては、間合いが少なくとも3つは、存在する。
パンチ、キック、タックル。
一番安全なのは、遠い間合いで勝負できるキック。
総合格闘技においては、このキックの間合いで勝負できるというのは、強味。
しかし、この戦い方は受け身になり、判定になると消極的とみられマイナスポイントに
なるリスクもある。
2020年は、朝倉兄弟にとって敗戦から大きく学ぶ年になったと思う。
互いに足りない部分を突かれて、負けた。
技術戦プラス頭脳戦、両方で勝たないといけないと。
これぞ、総合格闘技の醍醐味!